介護職員初任者研修の資格とは

介護職員初任者研修とは、介護を行ううえで必要な最低限の知識や技術を身につけるための資格です。介護業務が行えるようにするための研修であり、専門学校や大学に通っていなくても受講することができますので転職に活用できます。

介護職員初任者研修の資格を取得するメリット

介護

求人の幅が広がり就職しやすくなる

介護職員初任者研修の資格を取得すれば、訪問介護事務所や施設の介護業務など求人の幅が広がりますので、自分がやりたい仕事が選びやすくなるでしょう。また、就職先によっては資格があることで資格手当がつく場合もありますので、お給料アップも望めてモチベーションのアップにもつながります。

身体介護を安全に行えるようになる

身体介護とは、主に移乗動作や起き上がり動作、歩行介助などのことを指します。介護職員初任者研修は、カリキュラムの中に身体介護が演習として含まれていますので、正しい知識や技術を習得することができるでしょう。身体介護は安全を求められる介護のため、知識を持っておくと安心です。

介護業界のキャリアアップにつなげられる

介護職は、これまでなかなか思うようにキャリアアップにつなげることはできませんでしたが、2013年の資格制度の変更によりキャリアアップがよりわかりやすくなりました。介護職員初任者研修は介護職の入門資格ではありますが、この資格を取得しておけば実務者研修などの上位資格も目指せるようになります。

介護職員初任者研修の講座を選ぶときのポイント

介護職員初任者研修は、いろんな所で講座を行っており費用も2~15万円台と大きく異なります。また、一定の期間は休まずに講座に通い続けなくてはいけないため、スケジュールをチェックして出来る限り無理なく通える学校を選ぶと良いでしょう。

介護職員初任者研修のメリットや最短で取得する方法は?

女性

介護職員初任者研修の資格を取得するには

介護職員初任者研修は、介護職の基本的な知識や技術を学ぶための資格です。そのため、介護職がどのような職なのかから始まり、介護の基本やコミュニケーション技術、介護サービスの理解や医療との連携について学びます。また、カリキュラムが修了したあとは1時間程度の筆記試験があり、その試験で70点以上をとらないと合格にはなりません。選択式が主となりますので、難易度はそこまで難しくありませんが、内容をよく理解しておくことが大切です。

なるべく短い期間で資格を取得する方法を比較

最短で1ヶ月あれば資格取得が可能

介護職員初任者研修の資格は、最短で1ヶ月の資格取得が可能だと言われています。ですが、そのためには通信講座やスクールを活用して知識を身につけなくてはいけないため、ライフスタイルに合わせて勉強することは難しいと言えるでしょう。

スクールに通う日数が少ないところを選ぶ

スクールによっては、通学講習と自宅学習を組み合わせたカリキュラムを取っているところがあります。スクールに通う日数が少ないものを選べば、残りはすべて自宅で学習できますので、短い期間で資格取得ができるでしょう。